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講演・講座

七夕講演会2023「宇宙のなぞを解き明かせ!~ブラックホールと重力波~」

毎年恒例の七夕講演会を今年も開催します!
毎年恒例の七夕講演会を今年も開催します!

内容

宇宙は、私たちにとって無限に神秘的であり、驚くべきことがたくさんあります。
その中でも、ブラックホールと重力波に関する謎は、宇宙における最も興味深いテーマの一つです。

今回の七夕講演会では、ブラックホールや重力波の基礎知識から、最新の研究成果について研究者がお話します。


このイベントは全国同時七夕講演会2023の1つとして実施します。


<プログラムと講演者>(各30分ずつ)
【講演①】ブラックホールと重力波の理論で探る宇宙の誕生のひみつ
講演概要:
 宇宙は138億年前に激しい膨張とともに生まれました。その時に作られたブラックホールと重力波を調べると宇宙誕生のひみつが明らかになると期待されています。今回はその理論をわかりやすく説明します。

講師:郡 和範 氏(高エネルギー加速器研究機構 准教授/国立天文台 教授(7月から))


【講演②】「重力波」で解き明かす宇宙の始まりの謎!
講演概要:
 誰もが一度は疑問に思う「宇宙の始まり」。実はこの始まりを、CMBという特殊な電波に残された「重力波」の痕跡から探れることをご存じでしょうか?以前は困難だったこの観測が、技術の進歩により可能になりつつあります。今回は「宇宙の始まり」の謎を解き明かす、最新の観測研究について紹介します。

講師:茅根 裕司 氏(量子場計測システム国際拠点(QUP)特任助教)
 

開催日

7月2日(日)

開催時間

11:00~12:00、14:30~15:30

所要時間

各回1時間

対象

子どもからおとなまで(宇宙・天文好きのかた歓迎!)

定員

各回40名

場所

1階 第3休憩室

申し込み方法

6月2日(金)の昼12:00以降にページ下部に表示される
申込フォームよりお申込みください。
イベントに参加される人数分のお申し込みが必要です。お気を付けください。

参加費

無料(入館料が別途必要)

主催・共催・後援・協力

主催:高エネルギー加速器研究機構(KEK)、公益財団法人つくば科学万博記念財団

講師

郡 和範 氏
所属:高エネルギー加速器研究機構 准教授/国立天文台 教授(7月から)

【略歴】
2000年 東京大学大学院 理学系研究科 物理学専攻 博士課程修了
2004年 米ハーバード大学 博士研究員
2006年 英ランカスター大学 研究助手
2009年 東北大学大学院 理学研究科 物理学専攻 助教
2010年 高エネルギー加速器研究機構/総合研究大学院大学 助教
2012年 高エネルギー加速器研究機構/総合研究大学院大学 研究機関講師/講師
2014年 高エネルギー加速器研究機構/総合研究大学院大学 准教授
2023年 7月より国立天文台 教授。
  この間、英オックスフォード大・招聘准教授(2017年)、京都大学(2000年)、東京大学(2002年)、大阪大学(2003年)の博士研究員に従事。

【専門分野】
理論宇宙物理学・宇宙論・宇宙素粒子物理学
[キーワード]
ビッグバン元素合成、ダークマター、初期宇宙のインフレーション、重力波、
宇宙初期の量子ゆらぎ、ブラックホール、ニュートリノ、
宇宙マイクロ波背景放射、21cm線放射、バリオン数生成、ダークエネルギー、
宇宙線、ガンマ線、降着円盤、など

【その他】
第7回 京都大学基礎物理学研究所・湯川記念財団 木村利栄理論物理学賞 授賞
(他の2名と共同受賞)

著書に『宇宙はどのような時空でできているのか』『ニュートリノと重力波のことが一冊でまるごとわかる』(以上、ペレ出版)、KEK 物理学シリーズ3・宇宙物理学』(共立出版、他の2名と共著)など。

郡 氏のHPはこちら

 
茅根 裕司 氏
所属:量子場計測システム国際拠点(QUP)特任助教

【経歴】
2011年 東北大学大学院 理学研究科 天文学専攻修了。
その後、2019年まで米国カリフォルニア大学バークレー校で研究に従事。
東京大学を経て2022年から現職。

【専門分野】
観測的宇宙論。特に宇宙マイクロ波背景放射(CMB)の観測研究に従事し、宇宙の開闢と標準模型を超える物理探索を行っている。

【その他】
楽しいながらも大変な育児と研究の両立に悪戦苦闘中。
家族のサポートに感謝しながら、壮大な宇宙の研究に励んでいます。

備考

現在つくばエキスポセンターでは、小学生のお子様のみでの入館をお断りしています。
保護者(18才以上のおとな)の方と一緒にご来館くださいますようお願いいたします。

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