※「おとなのためのサイエンス講座」お申し込みご検討のお客様へ
本イベントは開講予定で準備を進めておりますが、新型コロナウイルスへの対応に関する状況により、延期、もしくは中止となる可能性がございます。
ご参加を楽しみにされているお客様には大変申し訳ございませんが、予めご理解・ご了承のほどお願い申し上げます。
第1回 イネとトウモロコシの違いを科学する(講義)
8月3日(水) 13:00~
大気中二酸化炭素濃度の変動と光合成の進化について講義します。
第2回 顕微鏡で光合成の進化を観る(実験)
8月3日(水) ~17:00
(1)C3植物(イネ)とC4植物(トウモロコシ)の葉の断面を顕微鏡で観察しその違いを観察します。
(2)葉の切片をアルコールで脱色し、ヨードデンプン反応でデンプンを染色します。
(3)デンプンを含む細胞の葉中での配置の違いを観察します。
(4)館外の植物を採取し、それがC3植物かC4植物かを判定します。
第3回 光合成による貯蔵物質を分析する(実験)
8月10日(水) 13:00~
実験1:デンプンの検出。
(1)炊飯したライス(うるち米、もち米)及びコーンを粒のまま、そして濾紙の上で潰した後、ヨウ素液で染色し、呈色の違いを比較します。
(2)ライス(うるち米、もち米)、コーンをよく口の中で噛んだ後、吐き出して、それをヨウ素液で染色し、色の違いを比較します。
(3)様々な産地のバナナの甘さとデンプン量の関係を調べます。
(4)なぜ材料の違いによって染色が異なるのか、なぜ口の中で噛むと染色の色調が変化するのか、バナナの甘さと呈色との関係などを科学的に考察します。
実験2:オイルの検出:ゴマを濾紙の上で潰して、それをナイルレッドで染色して、紫外線ランプもしくは青色LEDライトの下で観察します。
(注意:紫外線を扱う際に裸眼で直視すると、目の傷害を引き起こす可能性があります。)
第4回 光合成による貯蔵物質生産のしくみを知る(講義)
8月10日(水) ~17:00
植物の光合成による貯蔵物質生産のしくみについて、それらの発見の歴史的経緯から最先端の科学的知見までを講義します。
その知見を基に第3回目の実験結果について科学的な考察を行います。
※ この講座は、4回分の講座を2日間で行います。
2022年8月3日(水)
13:00~17:00
4時間
科学技術に関心のある大人の方 ※原則、全4回の講座の受講が可能な方
5名以上(最大12名)
つくばエキスポセンター クラブルーム(2F)・第1休憩室(1F)
※ 実施場所につきましては、受講案内メールを送付する際にお知らせいたします。
このページ下部に表示される申込フォームよりお申し込みください。
※ 全4回の講座申込になります。
1,000円/回(入館料別途)
実験材料費として初回のみ500円かかります。
つくばエキスポセンター 運営部 普及事業担当